旬食材 ゴーヤ
エコ対策の緑のカーテンとしても人気のゴーヤ。イボがすき間なくぎっしり詰まっていて、みずみずしいものが新鮮です。濃い緑色のものが良品とされますが、色が濃いと苦味が強い傾向にあります。苦味が苦手な人は薄い緑色を選んでみてください。ゴーヤに含まれるビタミンCは加熱しても破壊されにくく、疲労回復に役立ちます。
POINT炒め物・お浸し・サラダ・酢の物・揚げ物などいろいろ活用できます。湯通し後、冷凍保存もできます。
栄養成分値(100g当たり) *日本食品標準成分表八訂より抜粋
エネルギー (㎉) | タンパク質 (g) | カリウム (㎎) | リン (㎎) | 食物繊維 (g) | |
生 | 15 | 0.7 | 260 | 31 | 2.6 |
油いため | 47 | 0.8 | 260 | 33 | 2.8 |
ゴーヤ100g(約1本の半分)
〈透析患者さんにおすすめの食べ方〉
*スライスしたり、細かく切って、水にさらしたり茹でこぼしをしてカリウムを減らしましょう。
*他の食材でカサ増しをして、ゴーヤの使う量を減らすと、カリウムを抑えることができます。
*ゴーヤーチャンプルーにするときもサッと茹でこぼしすれば、歯ごたえは残ります。
〈おすすめレシピ〉 『ゴーヤのツナサラダ』
材料 1人前 実際に作る時には5~6人分が作りやすいです。
・ゴーヤ 40g
・玉ねぎ 20g
・コーン缶 20g
・ツナ缶 10g
・マヨネーズ 8g (大さじ2/3)
・ポン酢 4g (小さじ2/3)
栄養成分 1人前
エネルギー 111kcal
タンパク質 2.4g
カリウム 191㎎
リン 46㎎
塩分 0.7g
作り方
①ゴーヤは縦にカットして種とワタをスプーンで取り除き、2㎜~3㎜くらいでスライスします。
玉ねぎは繊維に沿ってスライスします。
②鍋に湯を沸かし、先にゴーヤを入れ、時間差で玉ねぎを入れ、一緒に茹でこぼしします。水で冷やして、手でギュッと絞る。
③器に、ゴーヤ、玉ねぎ、缶汁を除いたコーン、油を切ったツナを盛り付ける。
④食べる直前にマヨネーズとポン酢を合わせたものを③にかける。食べるときに各自軽く混ぜて下さい。
POINT薄くスライスして茹でて絞ることで、カリウムが減り、苦味もやわらぎます。コーンの甘さで食べやすくなります。