減塩食の調理法
全部薄味では物足りないので、1食の中に一品は普通の味付けにして残りの料理は無塩または
減塩にする。
A 新鮮な食品、季節の食品を活用する。
食品の味を引き立たせ、薄味で食べるようにする。
B 香りや風味によって味付けする。
レモン、ゆず、すだち、パセリ、三つ葉、みょうが、セロリー、山椒、しそ、ゴマ、わさび、しょうが、
きのこ類、カレー味、唐辛子 、ごま油、ラー油、シナモンなど。
C 旨味のある食品を使う
きのこ類、昆布、わかめ、かつおぶしなどの旨味成分を利用すると塩分が少なくても料理の味を
引き立てる。
D 食塩を使用しなくてもよい料理法を選ぶ
・ 焼き色をつける・・・軽く焦げ目を付けて香りと香ばしさでいただく。
・ 油炒め(ムニエル)にする・・・減塩でも無理なくおいしく食べれる。
・ 揚げ物にする・・しその葉、のりを巻いて揚げるといっそうおいしくなる。レモンを添える。衣に
青海苔やパセリのみじん切りを入れて揚げる。
・ 蒸し焼きにする・・・アルミホイルで包んでオーブンで蒸し焼きにすると風味が失われない。香味
野菜を一緒に包んで焼くといっそう風味がよくなる。
・ 和え物にする。
・ 臭みを消す・・・魚や肉の臭みを生姜、酒等を上手に使って臭みを食べやすい。
E 調味で工夫する
・ 酢で調味する ・・ ゆず酢、ごま酢、レモン酢、みぞれ酢、きゅうり酢、甘酢、二杯酢、 三杯酢、
甘酢あんかけ、酢あんかけ
・ 砂糖で調味する。 ・・・ 甘煮、甘酢あんかけ
・
減塩しょうゆの使用 ・・ 普通のしょうゆの1/2の塩分。
・ 割り醤油を作る ・・ ・少ない枠内の醤油を多く使うためには、だし汁で2〜4倍に薄めた割り醤油を
作って料理に用いる(天つゆ程度)その時のしょうゆは塩分の少ない、色の濃い
濃い口しょうゆを用いる。
・ 味噌は白味噌を使う。
・
塩1gは醤油小さじ1と同じ。ソースなら小さじ2、ケチャップなら大さじ1と1/2、マヨネーズなら大さじ4。
しょうゆをかけるより、ケチャップ、マヨネーズを利用する。
食品名 |
めやす量 |
グラム数 |
塩分量 |
食品名 |
めやす量 |
グラム数 |
塩分量 |
食パン |
6枚切1枚 |
60g |
0.8g |
ウインナー |
1本 |
20g |
0.4g |
たらこ |
親指大 |
20g |
0.9g |
ロースハム |
1枚 |
20g |
0.5g |
あじの干物 |
中1枚 |
60g |
1.3g |
ボンレスハム |
1枚 |
20g |
0.6g |
めざし |
中2尾 |
40g |
1.1g |
ベーコン |
1枚 |
20g |
0.4g |
しらす干し |
大さじ1杯 |
10g |
0.4g |
スライスチーズ |
1枚 |
20g |
0.6g |
かまぼこ |
1.5p2切 |
40g |
1.0g |
三角チーズ |
1個 |
25g |
0.7g |
はんぺん |
中1枚 |
80g |
1.2g |
マーガリン |
小さじ2杯 |
10g |
0.1g |
さつま揚げ |
小判型1枚 |
30g |
0.6g |
マヨネーズ |
大さじ山盛1杯 |
15g |
0.3g |
焼きちくわ |
半分 |
40g |
0.8g |
フレンチドレッシング |
大さじ軽く1杯 |
10g |
0.3g |